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農を変えたいinいわてに参加してきました。

農を変えたい集会は、主に、東北の農業者が集まり、課題と将来展望を語り合う集会です。今年は、2月2~3日岩手県花巻市で開催されましたので、福島県有機ネットワーク会員も参加してきました。震災、環境、TPPと多彩な内容を生の声で話し合いました。その結果は、次の大会宣言に鮮明に表現されていますのでご紹介します。来年は、福島県において開催予定です。(福島県有機農業ネットワーク事務局)
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農を変えたい!東北集会inいわて
東北からの大会宣言
8年前、変わらざるを得ない農業の現実に向き合った我々は、語り合い、実践を重ね集まってきました。
この間、我々はTPP問題を学びました。TPPに対しては、反対をする生産者のなかにも、農業・農村が疲弊してゆくなかで、反対することの限界やあきらめ感が広がっています。そうしたあきらめに対し我々は、ますます“ゆずれない”危機感を募らせているのです。その先にある連帯を模索することが必要なのです。
2年前には、大震災・原発事故を経験しました。「俺だけは生き残れる。」ではなんともならない事実を突きつけられたのです。しかし、原発事故は早くも風化の兆しを見せ、一方で風評被害は差別へ変貌しようとしています。我々は福島の田畑でおきている現実を正確に知るべきです。農産物には放射能はほとんど移行していないのです。福島の農民が耕し続けた土の力は放射能を包み込み「フクシマの奇跡」を起こしました。みなが感謝を込めて福島の農産物を食べてゆく心を共有できるかどうか?これが日本農業・この国の未来の試金石です。
北上山系・山々の恵みのなかで、三陸の津波被災地の海は甦りの兆しを見せています。また、農地は海に支えられているのです。自然とともに生きようとする人間にとって「海と農とは恋人」なのです。自然との共生を考えていくことが「原発のいらない社会」持続可能な社会の根本であり、そうした将来像を有機農業は指し示しているのです。
本当の復興とは土を耕し本物の農産物を作り続けること、持続可能な社会とは住民・農民が支えあい、土に支えられ海に支えられる生命の循環をもととする社会であることを確認しました。
1年ぶりに再会した東北の仲間たちは、今回も思い思いに近況を語り合いました。そのなかで、花巻農業高校の生徒さん方の鹿踊りに感動しました。なぜ感動したのかをみんなで考えました。
それは、高校生が伝承しているものが単なる芸能ではなく、復興の祈りのなかで生まれた芸能の歴史であり、「変わらない価値」であったからです。南相馬で米を作った人がたった一人いました。そのお米をみんなで食べました。「大変美味しかった!」鹿児島に住んでいる陸前高田出身の方が駆けつけてくれました。「嬉しかった!」
変わるべきでないものが変えられてしまった時、変えるべきでない「農の魂」を農民の主体を取り戻し、我々は今、手をつなぎ共に耕し、共に生き、東北が共に支え合わなければならない。

我々は今ここに決着する。

一、我々は、震災・原発事故被災の中、東北農民の魂の叫びに耳を傾け、耕し、種を撒き続け、真の復興への道を拓く
一、我々は、豊かな農地が育む生命の営みを見つめ、共生・循環の有機農業技術を極めていく
一、我々は、原発事故後に問い直された消費者との関係を、新たな結びつきにより再構築する
一、我々は、農業・農村の構造的疲弊の中に漂う“あきらめ感”を断ち切り、TPPを阻止し、
「ゆずれない農・食・国のあり方」を堅持する。
一、我々は、地道に歩を進めてきた有機農業運動の到達点を確認し、東北の地域農業に新たな地平を切り拓く
一、我々は、戦後自作農による日本農業発展を支えた老農達の知恵「耕す力」を受け継ぎ、「変わらない農の価値」を次世代・未来へと継承する。

ここ、賢治のふるさと花巻の地で鹿踊りの口上より祈りを込めて
「遊べ友達 遊べ友達」

2013年2月3日
農を変えたい!東北集会inいわて
参加者一同
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