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3月20日(日)をもってふくしまオルガン堂下北沢を閉店致します

このたび3年近くご愛顧を頂きました「ふくしまオルガン堂下北沢」(以下オルガン堂)について、2016年3月20日(日)を持って閉店することになりました。

ふくしまオルガン堂は、震災から復興に取り組む福島県の農業の現状を伝えるアンテナショップとして2013年3月に開店し、以来多くの方々に支えられながら運営してまいりました。

アンテナショップとして、3.11後の福島を知ってもらい、それでも種を蒔く…福島と共に歩んでもらう交流の場、避難された方々の集える場、農業の復興の取り組みを伝える場、美味しい農産物や食文化に出会う場、生産者と首都圏の消費者との交流・顔の見える関係づくりの場などを目指し、その成果はわずか3年という短い間にもかかわらず、私たちが想定していたものよりもはるかに大きなものとなりました。これはひとえにこの間オルガン堂を支えて下さった方々のご協力があったからこそと深く感謝しております。
また微力ながら、オルガン堂を通じて復興の一役を担えたことを理事一同、事務局員、オルガン堂スタッフともたいへん誇りに思っております。

しかしながら震災から丸5年を間もなく迎えるにあたり、福島県の復興の在り方について転機を迎えていると当団体は考えます。
震災直後から、福島県有機農業ネットワークは研究者と協働で放射能汚染対策を模索し、耕し続けることが復興につながるという信念で邁進し、成果を上げてきました。
福島県内の農業は、原発事故直後の混乱からは落ち着きを取り戻しつつあるものの、風評による慢性的な価格低迷、農業者の高齢化や減少、それに伴う遊休農地や獣害の増加に悩まされて続けております。さらに福島県は一つとは言いながらも県土は浜通り・中通り・会津と幅が広く、そこで営農する人それぞれが直面している課題は多種多様です。
その結果、営農の目指すべき姿、震災からの復興の進捗度合いなどが地域はもちろん個々によっても大きく変わり多様化してまいりました。

今、私たちは真の復興とは何かをあらためて問い直す時期に来ていると考えます。すなわち、当団体もこの5年間に無我夢中で行ってまいりました事業をすべて見直し、現状に合わせた事業を新たに創り上げてまいります。その土台となるものは、オルガン堂をきっかけとした方々との強いつながりと、福島を応援して頂いているという感謝の気持ちであることは間違いありません。
オルガン堂を支えて下さった方々の多くは、オルガン堂の存続を強く望まれていることと存じます。しかし福島の農業の復興、さらに有機農業の発展に向けて、福島県有機農業ネットワークという小さな団体が、次なる一手としてどこに注力すべきか模索していることをご理解頂きたく思います。

引き続き、オルガン堂同様に、福島県有機農業ネットワーク、そして福島の農業にご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

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